青蓮院(青蓮院門跡、旧粟田御所)
巨大なクスノキが門前で迎える門跡寺院
天台宗の京都五ヶ室門跡の一つ。
宗祖伝教大師以来の比叡山上の住坊「青蓮坊」が発祥。その京都での里坊として天台座主行玄が平安後期に院の御所に準じて建立。「青蓮院」と称した。
殿舎の中心は初め白川坊にあり、後に吉水坊に移り、現在地は十楽院のあった場所である。
平安末期からは門主に代々入道親王や法親王を迎え、明治に至った。
世に粟田御所と呼ばれている。
第3世門主の慈円の時に最も栄えた。法然や親鸞を庇護したので浄土宗や浄土真宗の聖地になっている。
天明の大火(1788年)の際、後桜町上皇の仮御所になった。そのため境内地全域約1万坪は国の史跡に指定され、宸殿、小御所、熾盛光堂等の建物と池泉回遊式の庭園がある。
日本三不動の一つ青不動明王(国宝)を有し、篤く信仰されている。門前の楠の大木は京都市の天然記念物。東山山頂には飛地境内の将軍塚青龍殿があり、国宝「青不動」をお祀りしている。庭園や大舞台からの京都市街の展望も素晴らしい。

住所
東山区粟田口三条坊町69-1
電話番号
075-561-2345
営業時間
(受付終了16:30)
定休日
無休

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