醍醐寺
醍醐寺
真言宗醍醐派の総本山である醍醐寺は、貞観16年(874)に理源大師・聖宝によって開創されました。山岳信仰の霊山であった笠取山(醍醐山)に登った聖宝は、白髪の老翁の姿で現れた地主神・横尾明神より、こんこんと水(醍醐水)が湧き出るこの山を譲り受け、准胝・如意輪の両観音を刻み祀りました。それが醍醐寺の始まりです。開創後、醍醐・朱雀・村上の三代にわたる天皇の深い帰依によって山上に薬師堂、五大堂、山下に釈迦堂、五重塔などが建立され、山上山下にまたがる大伽藍が調いました。以後皇室をはじめ貴族や武士の支援を得て、三宝院をはじめとする諸院や種々の堂宇が建立され、真言密教の中心的寺院のひとつとして今も多くの信仰を集めています。平成6年(1994)には「古都京都の文化財」として、ユネスコの「世界文化遺産」に登録されました。
住所
伏見区醍醐東大路町22
電話番号
075-571-0002
拝観・開館時間
※12月第1日曜翌日〜2月末日は9:00〜16:30(受付終了:閉門時間30分前)
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