新島八重、襄のゆかりの京都を巡る
写真提供:同志社大学

新島八重、新島襄ゆかりの地が多くある京都の名所を巡ります。歴史の息吹感じる京都の街でどんな出会いが待っているでしょうか。
新島八重、襄のゆかりの京都をめぐる
新島八重、襄のゆかりの京都をめぐる(同志社墓地)
新島八重、襄のゆかりの京都をめぐる(鳥羽伏見戦跡碑)


※以下の記事は、2013年のNHK大河ドラマ「八重の桜」放送期間中に取材したものです。ドラマの放送は終了しています。
大河ドラマ 八重の桜
大河ドラマ「八重の桜」は、8月からドラマの舞台が京都へ。
8月3日,新島旧邸で行 われた取材会で、主演の綾瀬はるかさん(新島八重役)と オダギリジョーさん(新島襄役)にお話しを伺いました。

ー新島旧邸にお二人で来て、いま、どんなお気持ちでしょうか?
(綾瀬)なんだかとてもすごく嬉しいです。いま、セットでもNHKで新島邸が立ててあるんですけど、本当にちゃんと再現されていて、実際いまこの場にいることがとても嬉しく思います。

ーオダギリさんは、出演者発表から約1年がたちますが、もうすぐ放送、いよいよ襄さん登場ということで、いまどんなお気持ちでしょうか?
(オダギリ)綾瀬さんは、1年間ずっと撮影してきたんだなという、途中から加わったからこそわかる、綾瀬さんの大変さみたいなものを感じながら、日々撮影をしています。

ー新島旧邸に来られた気持ちはいかがですか?
(オダギリ)いや、すごいですね。見てみると、本当にNHKのセットのすごさもわかりますし、本当に二人がここで生活したんだなと思うと、すごく感慨深いものがあります。

ー京都編のみどころは?
(綾瀬)会津戦争を経て、苦しみや悲しみ、いろいろな困難を乗り越えて、これから襄さんと出会いますが、出会っていく過程も、残っているエピソードを忠実に描いているので、襄さんと八重さんの夫婦像がひとつの見どころです。平等で対等、男女関係なく歩いていく、力強いユニーク夫婦の姿を楽しんで見ていただけたらと思います。
(オダギリ)明治になってからの物語は、これまで大河ドラマで描いてこなかったので、時代が変わっていく様(さま)を新しい感覚で見ていただけると思います。

ー初めてのお二人の共演シーンはどんな様子でしたか?
(綾瀬)無言でしたね。言葉は交わさなかったと思います(笑)。 オダギリさんには、普通に「よろしくお願いします」、と言いました。

ー京都編は衣装も見どころとのことですが、お気に入りはありますか?
(綾瀬)京都に来てからは、今まできていた着物がどんどん派手な印象になり、着物に羽織にブーツに帽子という、「鵺(ぬえ)」スタイルのようなファッションが増えていくので、和様折衷な雰囲気がおもしろくて気に入っています。

ー八重さんと襄さんの役柄、自分との共通点、また異なる点はありますか?
(綾瀬)八重さんのあきらめない精神を引き継いでいるなと感じます。あきらめちゃ駄目だと思うことが増えました。
(オダギリ)新島襄さんは、キリスト教ということもありますし、いい魂である、いい人間であると思いますが、僕ははっきり言って真逆です。似ていると思うところがないので、とても新鮮です。

ー京都のまちを歩かれたことはありますか?もしおありでしたら,印象を聞かせていただけますか。
(綾瀬)もちろん,あります。街並みが本当に大好きです。昔の建物がたくさん残っていたり、細い路地なんかは特に,違う世界に来たみたいで、すごく好きです。

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