どうししゃだいがく(きゅうさつまはんてい)
同志社大学(旧薩摩藩邸)
薩摩藩が文久 2年(1862)に設けた藩邸で、5,805坪の広大な敷地を有した。鳥羽・伏見の戦いの後、山本覚馬はこの屋敷に幽閉され、やがて失明した。後に覚馬はこの敷地を取得し、学校設立に奔走していた新島襄に譲渡した。新島襄はこの地に同志社を設立、現在の同志社大学となる。敷地内には彰栄館や礼拝堂など、明治時代に建設された煉瓦造りの建物などが数棟残っている。
写真提供:同志社大学
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