きどたかよしていたくあと
木戸孝允邸宅跡
長州藩を率いて幕末維新の動乱期を戦った木戸孝允(桂小五郎:1833-77)の晩年の住処。木戸は尊王攘夷の嵐が吹き荒れる京都で活動し、明治維新後は新政府の重鎮として活躍した。木戸は「小野組転籍事件」に際し拘留された京都府大参事・槇村正直(後に京都府知事)を救うため、八重の兄山本覚馬と共に奔走している。病に倒れ重篤となった木戸は、この京都の邸宅で息を引き取る。木戸孝允邸の家屋はほとんどが移築するなどされ、現在は木戸が没したとされる木造二階建ての建物だけが残る。
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